先日の早耳でも梨イベントのひとつとして紹介した「八千代市N-1グランプリ」ですが、追加情報をいただいたので改めてご紹介しましょう。

今回第3回目を迎えるN(梨の頭文字N)-1グランプリですが、第1回目の消費者審査員は1名のみで、あとは参加する生産者が投票するスタイルで行われていました。(ちなみにその1名はワタシです。⇒そのときのレポートはこちら
昨年の2回目は応募で集まった小学生の子どもたちが審査員として加わり、そして今年は大人も参加可に!
しかも今回は、当日の飛び入り参加も出来るようになりました!

↓ 栽培が始まって100年を迎える、八千代市の梨産地を引き継ぐ若き農家の方々の戦いです。
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若き梨農家が目指すのは、N-1グランプリのMVP。
梨農家自らが投票する「生産者間投票」と「消費者投票」を行い、今年のMVP(Most Valuable Pear Farmer:若手最優秀梨農家)を決定します。
8月末に行われた梨の共進会(⇒当日のレポートはこちら)では、見た目なども審査対象になりますが、この戦いは「味」勝負!!シンプルに、「美味しいかどうか」だけが、結果を分けます。

そもそもこのイベントが始まったきっかけは、「じぶん家の梨以外は口にしてはいけない」という暗黙のルールに縛られていた若手農家が、これではいかん!もっと八千代の梨をお互いに食べ比べ、技術を高め合うことが必要だ!という思いから。
直売所だけでほぼ完売してしまう八千代の梨を広めるには、こうしたイベントを仕掛けてアピールする必要があること、そして同時に八千代の梨のブランド力をさらにアップするために、切磋琢磨して味の底上げを図ることが不可欠だと、次世代を担う若い生産者たちが一丸となったというわけです。

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昨年までは出品できる品種を幸水に限定していましたのですが、今年は各自一番自信のある品種を持ち寄り、競い合うというルール変更が!
しかも、各生産者の顔とアピールポイントを選挙ポスター風にしたものを、当日投票者に分かるように掲示するそうです。チラッと一部を拝見しましたが、かーなーりー面白い。

当日はおそらく5品種くらいは登場すると予想されています。
どの品種に生産者の人気が集中するのかも見どころですね!
食べ比べてみると、こんなに梨っていろんな味がするんだ!とびっくりすること間違いなし。
ぜひ参加してみませんか?

★第3回八千代市N-1グランプリ -若き梨農家による熱き戦い-
【開催日時】2013年9月13日(金)/18:00~21:00
【会場】やちよ農業交流センター 第1・2研修室(アクセス
【駐車場】有り ⇒やちよ農業交流センターのHPはこちら
【参加費】無料
※消費者審査員については事前募集を終了。ただし、当日の飛び入り参加も可。
【主催者】八千代市梨業組合研究部
(後援)八千代市園芸協会、八千代市梨業組合、八千代市農業協同組合、八千代市
【問い合わせ】八千代市農業協同組合 指導販売課047-459-8125(担当:山口)  
又は 八千代市 産業活力部農政課047-483-1151(担当:田邉、本多)

〔関連レポート〕
2012年08月11日 一番うまい梨決定戦!『第2回八千代市N-1グランプリ』に行ってきました